やわらかくすると味気なくなる、という思い込みを外す
食材をやわらかくする方法は、大きく3つに分かれます。組み合わせると、刻まずにやわらかい料理ができます。
刻むのは最後の手段です。刻むと口の中でばらけてまとまらず、かえって飲み込みにくくなります。きざみ食・一口大とはで扱っているとおりです。
| 素材 | やわらかくする方法 |
|---|---|
| 豚肉・牛肉 | 繊維に対して直角に切る。すりおろした玉ねぎ・りんご・パイナップルに30分漬ける。片栗粉をまぶして加熱 |
| 鶏むね肉 | そぎ切り。塩と砂糖を溶かした水に30分漬ける(保水性が上がる)。低温でゆでる |
| ひき肉料理 | 豆腐・パン粉・すりおろした野菜を混ぜる。つなぎを増やすほどやわらかくなる |
| 白身魚 | もともとやわらかい。加熱しすぎるとパサつくので短時間で |
| 青魚 | 圧力鍋で煮ると骨まで食べられる。カルシウム源になる |
| 根菜(大根・にんじん) | 面取りと隠し包丁。下ゆで(大根は米のとぎ汁)。圧力鍋 |
| 葉物 | 茎と葉を分けて加熱。繊維を断つ方向に切る |
| いも類 | もともとやわらかいが、口の中でぱさつく。牛乳やだしでのばす |
| きのこ | 繊維が強い。細かく刻むか、みじん切りにして他の料理に混ぜる |
やわらかいだけでは足りません。口の中でひとかたまりになる(食塊を作れる)ことが飲み込みやすさを決めます。
特にあんかけは費用も手間もかからず効果が大きい方法です。煮物、焼き魚、炒め物、どれにでも使えます。
長く煮ると味が抜け、水っぽくなります。次で防げます。
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圧力鍋を出し、下漬けをして、あんを作る。これを1日3食、365日続けるのは現実的ではありません。手をかける日と、任せる日を分けてください。
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