「そのうち慣れる」と言われて10年、という入れ歯が本当にある
入れ歯(義歯)にも細菌のかたまり(デンチャープラーク)が付きます。これが誤嚥性肺炎やカンジダ症の原因になります。
| やること | 方法 |
|---|---|
| 毎食後に外して洗う | 流水下で義歯用ブラシ。歯みがき剤は使わない(研磨剤で傷がつき細菌の住処になる) |
| 洗面器に水を張る | 落としたときに割れるのを防ぐ |
| 1日1回、洗浄剤に浸ける | ブラシで落ちない細菌とにおいに効く |
| 外したら口の中も洗う | 入れ歯の下の歯ぐきにも汚れが残ります |
| 寝るときは外す | 歯ぐきを休ませる。誤って飲み込む事故も防ぐ |
| 保管は水の中 | 乾燥させると変形します |
熱湯につけない。変形します。洗浄剤の指示にある水温を守ってください。金属のバネがある部分入れ歯は、洗浄剤の種類によっては変色するため、義歯の種類に合ったものを選びます。
加齢や体重の変化、歯を抜いたあとの骨の変化で、入れ歯は必ず合わなくなります。合わないまま使い続けると次のことが起きます。
入れ歯安定剤は応急処置です。常用すると、合っていない状態がそのまま固定されます。使い始めたら、それは歯科を受診する合図だと考えてください。
次のいずれかがあれば歯科へ。通院が難しければ訪問歯科診療を頼めます。
症状がなくても、年1回は点検を受けてください。合っているかどうかは本人の感覚だけでは分かりません。
入れ歯を作り直している間や、外している時間帯の食事は、形態を落とす必要があります。
| 状態 | 向く食事形態 |
|---|---|
| 入れ歯が合っている | 普通食、または一口大 |
| 入れ歯が合わない・調整中 | やわらかい食事(軟菜食)、きざみ |
| 入れ歯なし・歯が少ない | ムース食、ペースト状 |
ここで注意したいのは、きざみ食は噛めない方の解決にならないということです。細かく刻んだものは口の中でまとまらず、かえって誤嚥しやすくなります。きざみ食・一口大とはで詳しく扱っています。
配食のふれ愛 太子店では、同じ献立を小町食・きざみ・ムース食など複数の形態でご用意しています。入れ歯の調整期間だけ形態を変える、といった使い方もできます。
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